◇令和6年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会予選(2024年11月5日 【東京】茨城県 取手国際GC(男子6226ヤード、女子6118ヤード、共にパー72) 【埼玉】埼玉県 高坂CC(男子6472ヤード、女子6076ヤード、共にパー72))
2地区で争われ、東京男子は成松峻(杉並学院1年)が68、女子は清水心結(代々木1年)が69、埼玉男子は河原勇渚(埼玉栄2年)が69、女子が伊藤愛華(埼玉栄2年)が70でそれぞれ優勝。シード選手を除く東京男子は上位29人、女子24人、埼玉男子17人、女子13人が12月の関東大会(千葉・一の宮CC)に進出した。
【東京女子 清水が後半巻き返し】
優勝の清水は「1Wでチーピンが出てどうなるかと思いました」とホッとした表情。修正した後半に33と巻き返し69とまとめた。このコースでは週末にキャディーのアルバイトを勤めている。さいたま市在住で、10月の女子ツアー、樋口久子・三菱電機レディースではマンデーを通過して初出場、26位でローアマを手にした。夏の関東大会は24位に終わり「夏は悔しい思いをしたので今度は…」とリベンジを誓う。
▼東京男子優勝・成松峻 第2打がうまくピンについて、楽なパットが打てました。今は自己流だったスイングを改造中で全国大会を目指したい。
【埼玉女子 伊藤貫禄示すV】
伊藤が2アンダーの70で優勝し、埼玉地区唯一の関東シード選手の貫禄を示した。アイアンが不安定で前半4ホールで3オーバーまで叩いたが、「良かった時の考え方を思い出して、強い気持ちを持ってプレーした」と、その後はショットを調整しながら5バーディーと巻き返した。3月の全国春季大会では7位に入っており「次の目標は全国優勝。まずは関東大会でもしっかりプレーして通過したい」と意気込みを語った。
▼埼玉男子優勝・河原勇渚 セカンドショットが乗らない中、チャンスにつけたホールでしっかり取れた。パターでしのげた。夏は全国大会に行けなかったので、春は必ず行きたい。