◇欧州CL1次リーグ第4節 スポルティング4―1マンチェスターC(2024年11月5日 リスボン)
欧州チャンピオンズリーグ(CL)は5日、1次リーグ第4節の9試合が行われ、スポルティング(ポルトガル)が本拠マンチェスター・シティー(イングランド)戦に4―1と快勝。3勝1分けの勝ち点10に伸ばし暫定2位に浮上。CLでの4戦無敗はクラブ史上初の快挙となった。日本代表MF守田英正(29)は先発出場し、失点に絡む場面もあったが攻守に奮闘。後半30分までプレーした。
試合は前半4分、MF守田がボールを奪われそのまま失点。それでも同38分にFWギェケレシュが同点ゴール。後半1分にFWアラウホが逆転ゴールを決めると、3分後にはPKのチャンスでFWギェケレシュが決め追加点。さらに同35分にもFWギェケレシュがゴールを決め、ハットトリックを達成。優勝候補のイングランド王者をホームで撃破した。
試合後は先日、マンチェスターU新指揮官就任が発表された現スポルティングのアモリム監督が本拠最終戦とあってイレブンから胴上げされる感動的な場面も。試合前には本拠サポーターから「ありがとう」という感謝のメッセージが入った大きな横断幕が掲げられるなど、シーズン途中での退任ながら温かい声援や拍手が送られた。
これらの光景にネットからは「サポーターから愛されてるな」「実にいい雰囲気だ」「感動的だった」「なんてエモい」と反響。来週にはマンチェスターUに合流するとあって「これは期待してまう」「アモリムさん新天地でも頑張ってほしい」「ユナイテッドは強くなりそう」などといった声も上がった。
また、この日ハットトリックを達成したFWギェケレシュはアモリム監督がマンチェスターUへ“移籍”することについて「彼がいなくなったらとても寂しい。私たちは一緒に素晴らしいことを成し遂げてきました。彼と一緒に去っていく他のスタッフのこともきっと寂しく思うでしょう。(それでも)私たちは前を向いて、目の前にある次の課題に挑まなければなりません」と複雑な心境を吐露した。