女優の遠野なぎこ(44)が、6日までに自身のブログを更新。数カ月ぶりにキッチンの洗い物を片付けたことを明かし、さまざまな声が寄せられていることに反応した。
遠野は「私、悲しいな…」と投稿すると「私が“告白”したからって。出来なかった事を告白したからって。急に弱点を見つけて、急所を槍で突いてくるみたいなやり方…本当に悲しいよ。ちょっと、申し訳ないけど卑怯だよ。卑劣だよ」と嘆いた。
「そんな人間に、猫の世話なんか出来ている筈がない」「今のうちに、猫は人に譲るべきだ」「そもそも心の病をSNSで発信するべきではない」など、厳しい意見が届いたようで「…もぉね、言葉が見つかりません」と肩を落とした。
続けて、“心の病”を含めたSNSの発信について「少し思う所がある」とし「やっぱりメンタルの問題って長い間世界中でタブーとされてきた事だと思うのですよ。それは当然、摂食障害に限らずね。そこには物凄い長い歴史があって。精神の病を患った人間は、親族からさえも違和感を持つ存在だと認識されてきたケースが多々あったのではないかと思います。(肉体の病の場合も然り)」と訴えた。
また「現代だってそうですよ。ある年代の方々からは、摂食障害、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害、醜形恐怖症、鬱、双極性障害、統合失調症etc…。(※私が全てを患っている訳ではありませんのでご注意下さい)まっーたく、ご理解頂けませんから。何なら、お説教迄されちゃいますから笑」といい「口角上げて頷くのに必死で、唇がピクピク痙攣おこしますから(私、昔とある番組で自然豊かなロケ地に行った時『遠野さん、あなた病気か何かなんだってねー!こういう所に居りゃあ勝手に治るんだよ!』って言ったジジィPの顔一生忘れ…あぁ、チキショー!名前も顔も忘れちゃったよ!!笑)」と、苦い思い出を振り返った。
そして、自身がSNSで闘病生活を発信していくことについて「いや、だからね!!話を戻すけど 広めていかなきゃいけないと思うのですよ、理解を。微力ながら。そして、支え合っていきたいのですよ。本当に、微力ながら。だから、どうか邪魔しようとしないで欲しいの」と、強い思いがあることを伝えた。
中傷的なコメントに対しては「もしくは、もしも…もしもだけど、あなたが手を差し伸べて欲しい人の一人で。もしもだけど、私を試しているのなら安心して。私はここにいます。あなたを裏切ったりはしません。ちゃんと、あなたのメッセージに目を通すし可能な限りお返事もします。だから、意地悪はやめてね。お願いだから」と、寄り添う姿勢を示した。