モデルの西山茉希(38)が、5日放送の日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜後11・59)に出演。モデル業界の過酷な体型管理について語った。
モデルとして最も忙しかった24歳のころ、身長1メートル68で体重43キロにまで痩せたという西山。「その当時の赤文字系『CanCam』とかの雑誌って、元々のS・M・Lのサイズ感が今よりもっと小さくて。サンプル商品を私たちは撮影で着るんですけど、それが入らなかったらモデルさんを替えられちゃうんですよ。このパンツを入る子が、やっぱりどんどん他のサイズも“これ入るよね”“この商品入るよね”ってことで、仕事も増えていくって傾向があった」と振り返った。
そうした風潮から、「食事っていう概念、それも私からすると“カロリーを取りすぎるもの”って思っちゃうから、野生動物みたいに、おなかが空いたらちょっと食べる。カロリーメイト1箱を1日で分ければ、400カロリーで終われるんだよな、みたいな感じでしたし、ガム1粒が怖かったです。だから、ガムをかんで唾を出してました。このエキスがカロリーだって思っちゃったから」と、食べ物への強迫観念に囚われるように。
「数字を本当に追っかけちゃってたんで」と西山。「その当時は体脂肪率5%。もちろん生理は止まってましたけど、そんなの向き合ってたらやってられないっていうマインドになってるんで、3年放っといてました」と明かした。