バドミントン男子シングルスの元世界王者、桃田賢斗(30=NTT東日本)が6日、自身のSNSを通じ、引退報道を否定した。
今月3日、今季のS/Jリーグを最後に第一線を退く意向であることが一部で報じられた。5月の国際大会を最後に日本代表から引退していたが、S/Jリーグは2日に開幕し、来年2月まで開催される。
桃田は「SJリーグの応援ありがとうございました」と感謝を伝えた上で「一部報道で引退の記事がでていますが、今後の事はまだ正式に考えてはいませんし、決まっていません」と主張。「自分としては、今までどうり目の前の事を全力で頑張っていきます。SJリーグ優勝できるように頑張りますので今後も応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
桃田は18年に日本男子として初の世界選手権制覇と世界ランキング1位を達成。19年には世界選手権を2連覇。五輪は違法賭博問題による出場停止処分を受けて16年リオデジャネイロ大会出場を逃し、21年東京大会は1次リーグ敗退。今夏のパリ大会は度重なる故障の影響もあって出場できなかった。