お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼(53)が5日に放送されたテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)に出演。決勝進出した2001年の「M-1グランプリ」を振り返った。
「おぎやはぎ」はこの年のM-1で関東芸人として唯一決勝進出。ところが10組中10位。当時は地方審査員という評価制度があり、大阪、福岡、札幌の一般客各100人が1人1点で審査した。そこで大阪票がまさかの「9票」という結果に。
「大体キングオブコントの審査員、気使いすぎだよな」と接戦が話題となった「キングオブコント2024」に触れ「あんな1、2点差でな。こっちは(島田)紳助さんに50点付けられてる!」とぶっちゃけスタジオを沸かせた。
同じ芸能事務所「人力舎」の後輩で当番組MCの「アンタッチャブル」の柴田英嗣は、「おぎやはぎ」が決勝進出したことで事務所内も盛り上がったというが、大阪票のあまりの少なさに「びっくりした。総出で応援したのに」と驚き。相方の山崎弘也もテレビの前でネタを見て「そのネタなんだ~って。俺たちがいつも面白いって言ってる漫才じゃないやつやり始めて。コントでやってたやつを急に」と困惑したという。
当時について矢作は「本番10分前に、やろうとしてたネタがあったんだけど、急に恥ずかしくなってきちゃって。こんな営業でやっているネタを晴れ舞台でやっていいのか?って」と本番直前でまさかのネタ変更したことを明かした。
「それをやる大会だから」「なんで変えちゃうの」のツッコまれたが矢作は「コントでいいのがあったから!あれを小木と“漫才に変えられるよな”ってパーって打ち合わせしてやったの。そしたら4分のところ3分しかなかった」と制限時間を1分も残し終わってしまったという。
「途中で替えちゃってるから、コントを漫才に変えてるから訳分からないから。凄い漫才早く終わっちゃってるし」と当時の仰天行動を振り返り、笑いを誘った。