MLB各球団の幹部や代理人が集まるゼネラルマネジャー(GM)会議は5日(日本時間6日)にテキサス州サンアントニオで始まった。
レッドソックスのブレスロー編成部長も取材に応じ、10月に右肩関節唇の修復手術を受けた吉田正尚外野手(31)は「状態は向上している。回復している」と順調さを強調。「フェンウェイパークでの調整を見たが、彼は(故障が)過去のものになったことに興奮している。いいオフを過ごし、健康体でシーズンを迎えられることを楽しみにしている」と付け加えた。
今季の吉田はDHに専念し、守備についたのは1イニングのみ。右肩が完調に戻ったとすれば、再び守備につくのかどうかが注目される。ブレスロー編成部長は「外野守備も2023年後半はより快適に感じ、守備統計はよかった。去年はプレーしなかったが、彼が守れるのであれば、ロースターはよりフレキシブルになる」と述べ、守備への復帰も否定はしなかった。
(サンアントニオ・杉浦 大介通信員)