巨人・秋広優人内野手(22)が6日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、800万円ダウンの年俸2450万円でサインした。
4年目の今季は26試合で打率・261、1打点でノーアーチ。121試合で10本塁打を放ちブレークした昨季から大きく成績を落とした。「プロ4年間で一番苦しい、悔しいシーズンだった。広島で優勝した時に自分がいなくて、ビールかけにも参加できなかった。オフの期間にしっかり準備して来季は主力、レギュラーとして1軍で活躍してチームの優勝に貢献できるように頑張りたい」と決意を語った。
「守備も足もあるわけじゃない。打ってチームに貢献する」と打撃力向上を求めて、7日からオーストラリアのウインターリーグに参加する。亀井打撃コーチや橋本2軍打撃コーチも現役時代に経験。「絶対ためになるし、勉強になるよと言っていた。球団の人に行かせてよかったなと思っていただけるような姿で帰ってきたい」と武者修行でレベルアップを図る。
約1カ月半の海外生活。野球以外でも知らないことだらけだが、「あんまり聞きすぎると面白くない」と亀井コーチらにあえて聞かずにオーストラリアに乗り込む。「英語は…ジェスチャーとハートで頑張ります」と胸を叩き、「野球に集中します。物価高いらしいので、年俸が下がった分、お金を使うのは控えようと思います」と禁欲で野球に専念する。