お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世(49)が、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(49)のYouTubeチャンネルに出演。学生時代を振り返った。
兵庫出身の山田は、中学受験で六甲学院中に合格。当時関西では、灘中・甲陽学院中とともに「御三家」と称された難関中学に入学したため、地元の町では“神童”として注目されることに。中学でも山田は3~10位の成績を修め、サッカー部ではすぐにレギュラーとして活躍するなど優等生で、教師からは「このまま行けば山田君、東大行けます」と期待の目を向けられた。
しかし、2年生のころに「登校途中で、大きい方を粗相するというベタな事件」が。事が起きたのは山の中腹で、誰にも見られずに汚れた服を洗うと、一番乗りで教室に到着。校内では校内着を着用するため、すぐに着替えを済ませることができたが、授業中にカバンから匂いを感じ取り、「うわ、これバレた」と、すぐに早退。それから20歳直前までの6年間、引きこもるようになってしまった。
当時の山田は「強迫神経症」を発症。「ルーティンが20~30くらいあったんですよ。何かやろうとするときに、まず本棚をきちんと整理するとか、色ごとに分ける、ノートの角をそろえる、掃除もきれいにする…」といい「そのルーティンを全部こなさないと何を勉強しても身につかないのだという妄想に囚われてたんです」と語った。
山田は「“俺凄いんちゃう?”っていう天狗の気持ちがふわーっと高まってたところで、それで何とか耐えられたですけど、日々の忙しさみたいなところで、ちょっとしんどくなってしまったようなことが多分引きこもりにつながっていく」と分析していた。