男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは7日から4日間、静岡・太平洋クラブ御殿場Cで開催される。賞金ランク1位の平田憲聖(23=ELECOM)は「今週は米ツアー最終予選会の切符も懸かっている。そこを目指して頑張りたい」と宣言。今大会後の賞金ランク1位に付与される米ツアー最終予選会(12月、米フロリダ州)の出場権獲得に照準を定めた。
9月のパナソニック・オープンで優勝し、翌週のバンテリン東海クラシックで5位と上位に入ったが、その後はACNチャンピオンシップ55位、日本オープン17位、2週前の米ツアーZOZOチャンピオンシップは46位で終えている。
「結構リフレッシュの時間に充てた」という前週を挟んでの参戦となるが「だんだん良い感じの感覚をつかめてきている。そんなに悪くない」と復調の手応えを感じている。
この大会は2度目の出場で初出場の昨年は29位で終えた。今年4月に同じコースで行われたISPSハンダ欧州・日本トーナメントは24位だった。
平田は「ISPSとコースの印象は変わらないけど、グリーンが速いので傾斜に苦しめられそう。ラフも密集しているし、フェアウエーから打つことが必要」とフェアウエーキープをコース攻略の鍵に挙げた。