お笑いトリオ「パンサー」向井慧(38)が5日、パーソナリティーを務める22日放送のCBCラジオ「チュウモリ『#むかいの喋り方』」(火曜後10・00)に出演。“芸人の手抜き”がX(旧ツイッター)で注目が集まっている中で出演した、4日のイベントについて語った。
3連休はTBS「王様のブランチ」出演、熊本・福岡での大学の学園祭、福岡の劇場で吉本のライブに出演と大忙しだったというパンサー。連休最終日の4日は新成人に向けたイベントに出演したが、菅良太郎のラジオのレギュラー番組の放送と重なっていたため、尾形貴弘と2人で出演する形になったという。
向井は、台本に書かれていたMCとのやりとりを再現。「“今日は2人なんですね。菅さんはどうされたんですか?”みたいなことがあって。これ絶対言ってくださいと。なんでかっつったら、ジャンポケと間違ってる方がいらっしゃる可能性があるので…」と失笑し、「ちゃんと仕事でいないんだということを言わなきゃいけないと。パンサーとジャンポケってごっちゃになるようなところがあるから、“あのトリオだ”って思われるとちょっとこう…よくないかもしれないので」と説明を受けたと明かした。
さらに、MCから「今日は漫才をやってくれるんですか?」という振りがあり「“今日はネタではなく、トークでみなさんを楽しませに来ました”っていうのを、これも絶対に言ってくださいって」とお願いされたという。
「これいります?」と思った向井。「そしたら、学生の間で手を抜いてるっていうのがフリになっていて…」と昨今のXで話題となっていた、「学園祭や営業先で手を抜いていた」という芸人のエピソードが引き合いに出されたと笑いながら語った。
「何も言わずに2人がトークで済ませちゃうと、パンサーもこのイベントもネタもやらずにトークだけで終わらせてたって言われてしまう可能性があるから、そこでちゃんと“僕ら普段3人でやっていて今日は1人いないので、ネタではないですけどトークでみなさんを盛り上げたいと思います!”っていうのを言うみたいな」と入念な準備があったと回想。「…本っ当、生きづらい世の中になりましたね!」と皮肉り、ラジオブースには笑い声が起こった。
続けて「でも、あくまでこのXとか、そういう狭い範囲の話だから。これが日本国民全員が知ってる話題かって言ったら、多分そうじゃないと思うんですよ」と補足していた。