男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは7日から4日間、静岡・太平洋クラブ御殿場Cで開催される。10年、12年、22年の過去3度優勝している石川遼(33=CASIO)はプロアマ戦に出場して最終調整した。
大会3勝は尾崎将司、中嶋常幸、リー・ウェストウッド(英国)と並ぶ最多タイ記録。単独最多記録となる4度目の優勝を目指して今大会に臨む。
「残りの自分のゴルフ人生を全て使って、そこを目指したい。長くできればチャンスは増える。優勝の確率を0・1%でも上げていけるかだと思う」と思いを口にした。
4週前の日本オープンは8位。2週前の米ツアーZOZOチャンピオンシップは56位で終えた。試合のなかった前週は「思った通りに体が動かなかった。ドライバーからウエッジまでパフォーマンスが低かった」というZOZOチャンピオンシップで見つかった課題の修正に努めた。
「御殿場コースは憧れの場所。この場所でプレーできるのは幸せなこと」という太平洋クラブ御殿場Cとの相性は抜群に良いが「難しくなっている要素が例年より多い。ラフが密度が高くて重いので結構注意かなと思う」と密集度の高いラフを警戒。初日のティーグラウンドに向かう。