大相撲九州場所は10日、福岡国際センターで初日を迎える。3場所ぶりに再入幕の西前頭16枚目・尊富士(25)は6日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で西前頭3枚目・熱海富士(22)らと9番取って4勝5敗だった。
幕内の土俵は110年ぶりの新入幕優勝を遂げた春場所以来。「何も変わらない。どの地位でもやることをやるだけ」と平常心を強調した。
福岡入り前はてっぽうを1日1000回こなすなど基礎運動を徹底してきたという。
また、「筋肉だけでは、また壊れやすい体になってしまう」とケガ防止へも注意を払う。九州場所へは「やってきたことを本場所で出すだけです」と意気込んでいた。