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ド軍GM 来季日本開幕カードの先発投手についても言及「翔平はリハビリ経過次第」山本由伸も先発候補

スポニチアネックス 2024年11月7日 9時31分

 ドジャースのブランドン・ゴームズGMが6日(日本時間7日)、大リーグの球団幹部らが集まるGM会議を開催中のテキサス州サンアントニオでメディアに対応。5日(同6日)に左肩の手術が発表された大谷翔平投手(30)について「手術を受けて回復の見込みはとても良い。時間をかけ、リハビリを行なってもらう。長期的な視野で見ると、投げる方ではなく、スイングの際にも後ろ側の肩だったことはよかった。私たちは彼がスプリングトレーニングに間に合うと予期している」と説明した。

 大谷はヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第2戦で二盗を試みた際に左肩を負傷。5日にドジャースが発表したリリースでは左肩の「脱臼」と表記され、脱臼の際に関節唇を損傷していた。ゴームズGMは関節唇損傷がMRI検査で見つかったのか、との問いに対し「このケガを負った時には通常、そうなる。だからそうなると思っていた。(担当した)エルトラシュ医師と話し合いを続け、シーズンが終わった後、(手術を受けるのが)彼にとって最善のルートだと感じた」と答えた。

 来季の大谷は投打二刀流の復活が期待される。ゴームズGMは「(投手としての)リハビリは注意深く進めていく。ただ、長期的な視野では懸念はない。私たちは(手術によって)それを取り除いたんだ」と話し、投手復帰後のイニング制限については「他の投手たちと同じように、どういう状態かを見て、持ち球の質も確認し、フィードバックを得ながらやっていく。最も重要な試合にピークを持っていけるようにしたい」と述べた。

 大谷が8月に故障を負っていたら、それでもプレーし続けていたかと問われると「それは答えるのが難しい。(10月の故障発生後)私たちの頭にあったのはあと何試合かを乗り切ることだったから。彼ならプレーできていたか?私は何事も彼ができない方には賭けないが、はっきりとはわからない。推測は難しいし、私はドクターではないから」と話すにとどめた。

 来年3月18、19日に東京ドームで行われるドジャース―カブスの開幕シリーズについて言及。日本での開幕戦に臨む先発投手陣は大谷、山本、ゴンソリン、メイ、グラスノーとあとは誰かと問われると「翔平に関してはリハビリの経過次第でまだわからない。ただ、山本、グラスノー、ゴンソリン、メイ。あとは何人もの若手が貢献してきており、その投手たちがどうなっていくか。また、オフの補強にも目をやっていく」と説明した。 

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