MLB各球団の幹部や代理人が集まるゼネラルマネジャー(GM)会議は6日(日本時間6日)、テキサス州サンアントニオで行われ、ナ・リーグのエグゼクティブがメディア対応。パドレスのAJ・プレラーGMは本紙の単独取材に応じ、今オフ、メジャー入りするかどうかが注目されるロッテの佐々木朗希投手(23)を絶賛した。
まだポスティングされるかどうかがわからない佐々木に関しては明言を避けるエグゼクティブが多い。プレラーGMも「まずはこの数カ月でどうなるか、(ポスティングされるのかどうか)様子を見なければいけない」と前置きした。その一方で、「私たちは朗希にはU18代表の時代から注目してきた。アマ、プロを通じてずっと目をやってきた。NPB、WBCでやり遂げたことは見ていても楽しかった」と興味は隠さなかった。
パドレスと日本選手の間には強い繋がりがある。プレラーGMも、「ダルビッシュ有、松井裕樹がロースターにいる。ロバート・スアレス、ニック・マルチネス、ピアース・ジョンソンのように、NPBから戻ってきて入団した選手もいる」とコネクションを強調。その上で、「現在もNPBの投手、野手には注目しているし、何人かの選手たちがマーケットに出てきた場合、(獲得を狙う)準備はできている」と断言した。
プレラーGMは今季中、実際に佐々木の投球を見るために来日し、日本人スタッフが多いチームには受け入れ態勢も整っている。ポスティングされた場合でもドジャースが大本命と見られているが、パドレスの動向からも目を離すべきではなさそうだ。