ヤンキースをFAとなったフアン・ソト外野手(26)の獲得をめぐり、ニューヨークで「激戦」になる可能性を6日(日本時間7日)、「ニューヨーク・ポスト紙」の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏が同紙で報じた。
ヘイマン氏は「ソトの獲得はメッツが本気のため、ニューヨークで激戦になる可能性あり」と見出しを付け、ソト争奪戦に言及。
ヤンキースと同じニューヨークを本拠にするメッツがソト獲得に「真剣に取り組んでいると言われている」「ソトの高額入札者になっても誰も驚かない」などと記した。そして、メッツは高い資金力がある上にポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズでドジャースに2勝4敗で敗れたものの、ワールドシリーズで1勝4敗だったヤンキースに比べ「ドジャース戦ではヤンキースより1勝多く勝っている」とした。
ただ、懸念する点として、ヤンキースの強みは今季、ソトの後ろに主砲・ジャッジがいたことであるとし、メッツは新たなスター候補・ビエントスがいるものの「十分だろうか?」とも記した。
また、ソトの契約は6億ドル(約927億円)以上が見込まれており、ヤンキースのキャッシュマンGMがソト残留に失敗した場合に備え、メッツの強打者アロンソの動向を調べていることを明言した。
ヘイマン氏はヤンキースがソト残留に失敗した場合、アロンソに加えサンタンダーやブレグマンがプランB、プランCとしてあると指摘。投手陣ではバーンズやスネル、フリード獲得もプランとしてあると報じた。
いずれにせよ、ソト争奪戦は長期化が予想されている。