二塁手の補強を模索しているマリナーズが韓国プロ野球キウムからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦予定の金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)に興味を示していると6日(日本時間7日)、米メディアが報じた。
MLBネットワークのジョン・モロシ記者が自身のX(旧ツイッター)で「二塁手の市場にいることで知られているマリナーズがキウムから今オフにポスティングするキム・ヘソンを評価しているチームの一つ」と記した。
3拍子そろったキム・ヘソンは今年3月に行われたドジャースとのエキシビションゲームでボビー・ミラーから二塁打を放つなど3打数1安打。好走塁も披露した。韓国プロ野球(KBO)リーグでは127試合で打率・326、11本塁打、75打点、OPS・841、30盗塁を記録した。
このオフにポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を表明しており、すでにドジャース・大谷翔平の代理人事務所「CAA」と契約している。
マリナーズは今季、二塁で112試合に出場したポランコがFAに、内野手のウリアスもFAとなり、二塁手補強が課題となっている。
韓国プロ野球界からは李政厚(イ・ジョンフ)が昨オフ、ポスティングシステムを利用してキウムから6年総額1億1300万ドル(約176億3000万円)の大型契約でジャイアンツに移籍した。