タレントの中山秀征(57)が6日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)にゲスト出演。レジェンドとの驚きのエピソードを語った。
昨年81歳で亡くなった元タレントの上岡龍太郎さんと、朝日放送「大発見!恐怖の法則」(1996~1997年)で共演。「この時上岡さんは番組を降りたんですね」と衝撃告白し、スタジオを驚かせた。
番組は「企画内容変更みたいなのがあって、方向転換みたいな時期」を迎えていたという。「その収録が始まりました。お客さんも入ってますよ。ある程度進行していった時に上岡さんが“私はね、こんな番組をやるためにこの仕事を受けたんじゃないんだ。私は帰る”って立ち上がって帰った」と観客も入った状態の収録中に、怒って帰ってしまったことを明かした。
上岡さんだけでなくスタッフもスタジオから出てしまったというが、「さすがに戻ってくるだろうと思ってつないだんですよ。お客さんがいるんでつないでたんですよ」と収録をストップせず中山は進行していたという。「ひとしきりなんかあったら戻ってくるかな」と思っていた中山だったが結局上岡さんは戻ってこなかったという。
「番組は確か打ち切りになったと思います。最終回を迎えて」と番組は終了に。「ノリにノッてる、そういう時代だったんですね、上岡さんが。キレキレの。やることなすこと見事だったわけですけども。上岡さんのしゃべりには感心しかなかった」と上岡さんの豪快さを懐かしんだ。