8日開幕のフィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯の公式練習が7日 東京・国立代々木競技場で行われた。ペアで23年世界選手権優勝の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は軽快な動きを見せ、仕上がり順調を印象づけた。
昨季前半は木原の腰椎分離症で主要大会を欠場しており、国内での大会は23年4月の国別対抗戦以来1年7カ月ぶり。三浦は「久しぶりに日本のファンの皆さまの前で滑れることが楽しみ」と心躍らせ、木原も「試合に出場させていただけることは改めて素晴らしいこと」と語り「うれしく思いますし、感謝して滑りたい」と率直な思いを口にした。
第1戦スケートアメリカを制しており、今大会も優勝すれば12月のGPファイナル(フランス)が決まる。「しっかり自分たちのやることをやって、先を見すぎず、目の前にあることをクリアしていきたい」と木原。2人の背中を追う後輩ペアの“ゆなすみ”こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)とともに国内での大舞台を盛り上げる。