◇NBA グリズリーズ131ー114レイカーズ(2024年11月6日 フェデックス・フォーラム)
NBAグリズリーズの河村勇輝(23)が、6日(日本時間7日)の本拠地レイカーズ戦で開幕から9戦連続のベンチ入り。最終クオーターに2戦ぶり途中出場を果たした。フリースロー2本を決めてNBA初得点をマーク。大勝したチームメートたちが試合後に最高のプレゼントを用意した。
この日は2戦ぶり出場機会が訪れた。チームが大量リードする中で、最終クオーター残り1分56秒からいつも通り一礼して出場した。いきなりレイカーズのレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズとマッチアップして、ドライブインからシュートを放つが失敗に終わった。残り34秒で相手の反則を誘って、フリースロー2本決めてNBA6戦目で初得点をマークした。本拠地のファンも大歓声で河村の初得点を喜んだ。
試合後に地元紙「ザ・デイリー・メンフィアン」のドリュー・ヒル記者が自身のX(旧ツイッター)で「ジェイク・ラレイビアが試合後にオフィシャルのところに行き、河村勇輝のためにボールを受け取った」と明かした。その後の投稿で「チームメートがサインした河村勇輝の試合球」とチームメートがサインしたボールの動画を投稿した。
米スポーツメディア「クラッチポインツ」のクリス・ドッドソン記者が自身のX(旧ツイッター)は「チーム全員のサインボールはユウキのロッカーに保管されている」とつづった。そして試合後の会見の様子を動画で公開。ドットソン記者が「ラレイビアから特別な贈り物があったみたいだね?」と質問。河村は嬉しさのあまり、なかなか言葉が出ない中で「あのボールは宝物です」と笑顔で対応した。
最高のサプライズ演出にファンは「ファンにもチームメイトにも愛されすぎて凄い」「グリズリーズいいチームだな~」「宝物だなぁ」「みんな優しさの塊」の感動する声が上がった。