G大阪は9日、敵地でリーグ磐田戦を迎える。勝てば3位・町田と勝ち点で並べる可能性がある一戦。次戦でJ1通算300試合出場目の節目となるDF中谷進之介(28)は「良い準備ができている。まだまだ上位を狙える可能性は残っているので、リーグ3連勝で終わりたい。きょう監督(ダニエル・ポヤトス)からも“ACLEを目指せる位置に残っている。そこは取りにいこう”という話はありました」と気持ちを高めた。
天皇杯準決勝・横浜戦(10月27日)には後半アディショナルタイムに劇的な同点ヘッド。延長戦での逆転勝利につなげた。「キャリアでも一番のゴール。さすがに試合後2日間は浸りました」というが新しい刺激も得た。
11月2日のルヴァン杯決勝。昨季まで所属した名古屋の3年ぶりの優勝は「素直に嬉しい。ミッチ(ランゲラック)が優勝で日本ラストイヤーを終われたのは凄く良かった」と目を細める。同時に2点ビハインドを一時追いついた新潟の粘りにも感服。「改めて諦めない気持ちは大事だなと思いました」。そして「去年までのチームメートが優勝カップを掲げているのを見て、自分も“もう一度経験したい”と強く思いました」と熱く語った。
11月23日には国立競技場で神戸との天皇杯決勝が控える。あくまでリーグ戦と天皇杯は切り離して考えているが、勢いを途切れさせないためにも磐田戦での勝ち点3は譲れない。