8日開幕のフィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯の公式練習が7日 東京・国立代々木競技場で行われた。男子で昨季世界選手権代表の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は手負いの状態での強行出場となる。
第1戦スケートアメリカは3位。その後、左太腿の痛みに悩まされており「MRIでなぜか悪化してて全治2カ月と。ショックよりも笑いが出た」と振り返る。患部に激痛が走るトーループは跳ばずに調整し、この日の練習で試運転した。
12月のファイナル(フランス)に進むには結果が必要となる。「ファイナルしか頭にない。いつも以上に結果を求めたいが、だからといってやることは変わらず。自分ができることをやるだけ」と語り「練習が積めていないので、アドレナリンに頼りたいなと今回思っている」と独特の表現で決意。昨季世界選手権準優勝の鍵山も出場するが、「今回は敵わないもんだと最初から思っている。彼以外に負けないようにしたい」と話した。