阪神・百崎蒼生内野手(19)が西宮市の鳴尾浜球場で練習を行い「打率向上の秋」を誓った。
新人では唯一、安芸での秋季キャンプに参加せず、鳴尾浜で爪を研いでいる。今季ウエスタン・リーグには74試合に出場し打率・185に終わった悔しさを生かし、ボール球に手を出さないことを意識した。
「どんな魅力のある選手でも(打率が)1割台だったら1軍で使いたくない。今はストライクゾーンの確認をやっている」
同期入団で同い年の山田は安芸で練習中。闘志を燃やし「先に1軍に上がりたい」と言葉に力を込めた。ドラフトでは内野手も指名され、競争は激化するが「プロに入ってしまえば年齢は関係ない。負けないようにやっていきたい」と意気込んだ。