WEST.の神山智洋(31)が7日、東京・渋谷の東急シアターオーブで、濱田崇裕(35)とダブル主演する舞台「プロデューサーズ」の取材会を行った。ミュージカルへの出演は約9年ぶり。「ゼロから始めるくらいの気持ちで稽古してきた。いろんな発見があって凄い濃い稽古期間だった。毎日が刺激的で楽しくて素晴らしかった」と稽古期間を振り返った。
デビュー10周年の節目の年に、メンバーの濱田との共演となった。「このタイミングで濱ちゃんと一緒にやれている安心感を稽古中から感じている。(濱田が)コメディーをたくさんやっているので自分で迷ったら相談していた。隣にいてくれて心地よかった」と語る。コメディーの要素が散りばめられているといい「“濱ちゃんどう思う?”と聞くと、僕の中ではめっちゃおもろいやん!というものが絶対に返ってくる」と信頼を寄せた。
1968年の同名映画を基にした大人気のコメディーミュージカル。落ち目のプロデューサーと、プロデューサーを夢見るさえない会計士が“史上最低”なミュージカルをつくって一攫千金を狙うてんまつを華やかかつコミカルに描く。
神山は気弱な会計士で、濱田演じるマックスに振り回されるレオを演じる。「キャラクターとして生きて、来てくださった皆さまに笑顔や希望、胸を打つような感覚を届けられるような作品になっているんじゃないかと思います。1カ月、誰ひとり欠けることなくカンパニー一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。
公演は8日~来月6日まで同所で。