メッツの大富豪スティーブ・コーエン球団オーナーが、今オフFA市場最大の目玉とされるフアン・ソト外野手(26=ヤンキースからFA)の獲得に向け、直接交渉を行うと7日(日本時間8日)、「ニューヨークポスト紙」(電子版)が報じた。
同紙は「メッツのオーナーであるスティーブ・コーエンは来週、カリフォルニアに赴き、ソトと代理人のスコット・ボラスと会う予定だという」と報道。加えて「今後数週間のうちに、他球団オーナーもボラス、ソト両氏と面会する予定だ」とした。
潤沢な資金力を持つコーエン氏は昨オフも山本由伸(現ドジャース)の獲得を目指し、日本まで出向き直接交渉しただけでなく自宅にも招いた。
ソトはFA市場最大の目玉で26歳と若いことから、各球団で争奪戦が繰り広げられるとみられる。ドジャースと大谷翔平が昨オフに結んだ10年総額7億ドル(決定時約1015億円)の契約を上回るかどうかにも注目が集まっている。