ドジャースとフィリーズがホワイトソックスのギャレット・クロシェット投手(25)の争奪戦を展開していると、米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者が7日(日本時間8日)に報じた。
ホワイトソックスのクリス・ゲッツGMは、同紙の取材に「多くのチームが(クロシェットに)興味を示している。ただし、適切な選手が必要だ。私たちは野手の獲得に焦点を当てている。何かを強制することはできない。それは明確だ」と答えたという。
その上でナイチンゲール記者はドジャースとフィリーズがクロシェットの獲得に積極的だと伝えた。ドジャースは今夏のトレード期限前にもクロシェットの獲得を画策していると報道されていた。
2020年ドラフト1巡目(全体11番目)でホワイトソックス入りした左腕は今季、大リーグのシーズン最多敗戦記録となる121敗(41勝)を喫したホワイトソックスで146イニングを投げ、6勝12敗、防御率3.58。奪三振数はイニング数を大きく上回る209をマークした。