現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が8日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。今オフに就任した新監督について語った。
今オフ、落合氏の古巣・中日は井上一樹監督が就任するなど、5球団で新監督が誕生。「5人代わると思ってなかった。予想外でした」と感想を語った。
この日の収録で落合氏は井上監督の現役時代のイメージカラーであるピンクのポロシャツを着用。スタッフからピンクのポロシャツを着ているのは井上監督に合わせてかと振られると「違う」と否定。「5人もいりゃ、1人の色に染まるわけにいかないじゃない」と話したが、テロップでは信子夫人の「私が井上さん応援したいからこの色にしたのよ」とのコメントが出された。
現役時代に気にかけた選手が監督になることについては「みんな気にかけていましたよ」としつつ「一樹に関して言うと、選手会長もやったしね。現役終わって1軍のバッティングコーチも2軍の監督もやらせたし、阪神のコーチもやっているしね。良い監督になるんじゃないですか?」と期待した。
阪神が岡田彰布監督から藤川球児監督に代わったことには「岡田がもう1、2年くらいやるのかなと思っていたけども、2年契約というのが本当だったんですね」と驚きを口にした。藤川監督は自身と同様にコーチ経験なく監督に就任。「本人がどういう野球をやるかっていうその1点に尽きると思います」と話した。
パ・リーグは楽天が三木肇監督、オリックスは岸田護監督、西武は西口文也監督がそれぞれ就任。「(オリックスは)まさか中嶋(聡)が辞めるとは思っていなかった。楽天の今江(敏晃)が辞めるとも思っていなかった。渡辺(久信)はね、監督代行ってことで新しい監督は誰になるんだっていうようなものは前々からあったけども、暫定路線だったといえばそれまでなのかな」と話した。