西武、ロッテで監督を務めた伊東勤氏(62)が、荒木大輔氏(60)とBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。若き日の伊東氏をブルペンから追い出したベテラン右腕を明かした。
ベストナイン10度、ゴールデングラブ11度受賞の名捕手にも若手時代はあった。
田淵幸一氏と一緒に阪神から移籍していた古沢憲司氏は、若い伊東氏には「コワモテで近寄りがたい」存在だった。
プロ入りしてブルペンに入るとその古沢氏を受ける捕手が伊東氏氏しかいなかった。
怖かったが、仕方なく行くと1球受けただけで「おい!代われ」と追い出された。
そのときは怖い世界に入ったと思ったが、その後は「本当に野球を教えてもらった」という恩人になった。
伊東氏は「しっかりやらないと蹴落とされるぞという意味の“1球で代われ!”だったと思うと感謝しかない」と当時を振り返った。