東京六大学野球連盟は8日、子どもたちの健やかな心身の成長を目的とした社会連携アクション「野球部グランドを子どもたちの遊び場へ」を実施することを発表した。
6大学の選手たちが実際に練習で使用しているグラウンドが開放される。対象は小学生。※詳細は東京六大学野球のウェブサイトにて。
【実施日】
・12月14日(土)
明大、法大、立大
・12月15日(日)
早大、慶大、東大
【東京六大学野球連盟によるアクション実施の背景】
東京六大学野球連盟は、現在の子どもたちを取り巻く環境としての「遊び場の減少」や「ボール遊びの制限」、「社会状況に起因するスポーツ体験格差の顕在化」などに対して危機感を感じています。幼少期の適切な遊びやスポーツ体験は子どもたちの健全な成長に欠かせないものであり、その機会喪失はこの国の将来を担う子どもたちへ大きな影響を及ぼすことが想定されます。東京六大学野球連盟は、大正14年(1925年)の連盟創設から現在に至るまでのあいだ、野球振興・普及を通じて次世代の健全な育成や社会への人材輩出をおこなってきました。今回の社会連携アクション「野球部グランドで選手たちと遊ぼう!」は、野球の競技普及・振興にとどまらず、分け隔てなく子どもたちが運動や遊びを楽しめる場や機会の提供することで、子どもたちに遊びやスポーツの楽しさの原体験を感じてもらい今後、子どもたちの健やかな成長に貢献していくことを目的としています。日常、選手たちの鍛錬の場である野球部グランドを子どもたちに開放し、現役の東京六大学野球部員と一緒に遊ぶことで、子どもたちに特別な体験を提供していくことを目指します。
【各大学野球部からのコメント】
■早稲田大学野球部 マネージャー・成瀬かおり 今年、東伏見に広大な『あそびパーク』が出現します!ぜひ早稲田大学のグラウン
ドにお越しください。みんなでたくさんあそびましょう!
■慶應義塾大学体育会野球部 マネージャー・水品玲香 昨年度、ご好評頂きましたグラウンド開放を今年も開催できますこと、大変嬉しく思います。今年度も皆様の笑顔が溢れる一日となりますよう尽力いたしますので、ぜひ足をお運びください。
■明治大学野球部 マネージャー・酒井菜々花 今年も広大な野球場を遊び場として開放します!明治大学府中グラウンドで思いっ
きり体を動かして、笑顔溢れるひとときを一緒に過ごしましょう!
■法政大学野球部 マネージャー・柳沢諄 昨年に引き続き、本年も武蔵小杉の野球場が「広場」として開放されます。法政大学の選手と共に、身体を動かし、遊び尽くしましょう!部員一同、お待ちしております!
■東京大学運動会硬式野球部 マネージャー・中村祐大 今年もみなさんと一緒にあそぶ機会を作ることができとても嬉しいです!一面人工芝の大きなグラウンドで思いっきり体を動かしてあそびましょう!
■立教大学野球部 マネージャー・小野馨子
六大学のグラウンドで自由に遊び回ることで、子どもたちが新たな発見や喜びを感じられる場となることを期待しております。笑顔あふれる一日にしましょう!