◇男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第2日(2024年11月8日 静岡県 太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70)
4位から出たツアー通算19勝の石川遼(33=CASIO)は2バーディー、3ボギーの71で回り通算3アンダーの11位に後退した。
ショートパットに苦しんだ1日だった。5番で2・5メートルのパーパットを外してボギーが先行した。
11番で6メートル、14番で3メートルのバーディーパットを沈めて巻き返した。
しかし終盤は不運に見舞われた。16番で1・5メートルのバーディートライがカップに蹴られ、17番では1メートルのパーパットがカップに嫌われた。
「短めのパットだったので、決めたい距離だった。パットの部分が良くなった」。悔しそうにつぶやいた。
この日は風の方向が変わる難しいコンディションだった。その中で「ショットに関しては昨日より少し良くなった」とショットには好感触もあった。
勝てば単独最多4回目の優勝となる。首位と5打差で週末に向かう。「全体的には悪くないので、しっかりとまた明日やっていきたい」。追い上げに意欲を見せた。