阪神・渡辺諒内野手(29)が8日、西宮市内の鳴尾浜球場で残留練習を行った。プロ11年目の今季は67試合に出場し打率・260。主に代打で出場したが、来季はスタメンを狙う。
「物足りなさというのは本当に感じています。あと1本が出れば、という試合がたくさんあったので。しっかり打てるようにと思います。(今季は)代打が多かったですけど、やっぱりスタメンとして出たいという気持ちもある。競い合って頑張ってやっていきたい」
9月10日のDeNA戦(甲子園)では7回に今季チーム初の代打本塁打をマークするなど“直球破壊”の異名を持つパワーは健在。この期間は「本当にレベルアップできる時期。しっかり数を振って、かたちどうこうというよりしっかり(練習を)やっていきたい」と言葉に力を込めた。