今季限りで現役を引退した青木宣親氏(42)が8日、テレビ朝日特番「タモリステーション」(後8・00)に出演。番組ではドジャースの大谷翔平投手(30)の高校時代からワールドシリーズ(WS)制覇までの道のりを徹底総括。大谷のポストシーズンでの発言に脱帽する場面があった。
青木氏はドジャースがパドレスと対戦したナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)を振り返った。
1勝2敗で崖っ縁に立たされたドジャースだったが、大谷は「後がないという感覚自体が今の僕にはない。(第4戦以降は)2連勝すればOKというゲームだと思っている」と発言した。
この発言に対し、「そういう言葉が出てくる、なんか凄く自分を信じ切ってるなというのが、物凄く感じました」と青木氏は脱帽。「いや~僕もあんな感じで言いたかったですね」とうらやみ、笑わせた。
また、今季達成した「50―50」を振り返る中で「野球が簡単に見えるんですよね」とポツリ。「難しく考えすぎていたのかなと思うくらい、それくらいちょっと衝撃ですよね」と感心しきりだった。