プロ1年目を終えたDeNAの度会隆輝外野手(22)が、シーズン中の5月には横須賀市内の若手選手寮「青星寮」を退寮していたことが8日、分かった。
DeNAは通例では新人選手は社会人、大学生、高校生に関わらず特別な事情がない限りは1年間の入寮が基本的ルールとなっている。だが、現在は球団内で入寮期限を緩和化する動きも進んでおり、度会の早期退寮についても特に問題はなかった。
加えて、今オフには2年目を向ける高卒育成選手の場合でも、特に入寮継続をルール化しておらず、今後は若手選手退寮の動きも活発化すると見られる。この柔軟性もチームスローガンに「横浜進化」を掲げるDeNAの画期的取り組みの一環と言える。
度会は現在、青星寮のある2軍練習施設「DOCK」で残留練習中。日本シリーズに出場できず「めちゃくちゃ悔しい。来年は走攻守すべてでレベルアップする」と話していた。