照ノ富士は2場所連続の全休が確実で、休場は在位20場所で12度目となる。初場所の成績次第で進退問題が浮上する可能性も出てきた。
8月下旬の夏巡業で左膝を痛めてから糖尿病も悪化。調整が大幅に遅れていた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「稽古ができずに汗をかけないから、病気が出てくる。治るものも治らない」と悩ましそうに話した。今後については「初場所に出ること。それに向けてやっていく」と来年1月の初場所を目指し調整する方針を示した。
一人横綱として奮闘してきた照ノ富士だが、15日皆勤は昨年が1度、今年はいずれも優勝したものの、2度にとどまる。