ヤクルトが来季の打撃部門の新コーチとして、今季まで独立リーグ・石狩の監督を務めた坪井智哉氏(50)の招へいに動いていることが9日、分かった。
坪井氏はPL学園、青学、東芝から97年ドラフト4位で阪神に入団。代名詞の「振り子打法」から巧みなバットコントロールで安打を量産するバットマンとして日本ハム、オリックスなどでも活躍し、米独立リーグでのプレーを経て14年限りで現役を引退した。15年からDeNAの打撃コーチとして指導者としてのキャリアをスタートさせ、22年に石狩の監督に就任した。
NPBと独立リーグで指導経験が抱負で、球団は若手の育成に大きな期待を寄せている。すでに来季のコーチングスタッフは発表されているが、ここに坪井氏が加わって高津監督を支えていくことになる。