西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。西武の新首脳陣への期待と若干の不安を指摘した。
西武の来季1軍首脳陣が決まった。
<監督> 西口文也
<ヘッド> 鳥越裕介
<投手> 豊田 清
大石達也
<バッテリー> 中田祥多
<野手チーフ兼打撃>仁志敏久
<打撃> 立花義家
<内野守備・走塁> 大引啓次
<外野守備・走塁> 熊代聖人
組閣の目玉となったのは鳥越氏と仁志氏。ともに西武OBではなく、外部からの招へいとなった。2人の入閣について、伊東氏は「よくよく考えたら鳥越コーチも仁志コーチも2軍で監督をやっていたんですよね」と指摘した。
西口氏は2022年から西武2軍監督を務めたが、同年は鳥越氏もロッテ2軍監督。2023年は仁志氏がDeNAの2軍監督を務めている。
伊東氏は「(イースタン・リーグの)試合でよく話もされたでしょうし、その中で自分に似た野球観を感じたんじゃないでしょうか」と話した。
西口氏が投手出身であることから「野手は鳥越コーチと仁志コーチがタッグを組んでやっていかないといけない」と指摘。鳥越氏も仁志氏も選手、指導者として大きな実績がある熱血漢。ほとんど面識のない西武の選手たちが「どこまで指導について行けるか、若干の不安は感じる」と明かした。
ただ、伊東氏は「色々ぶつかっていい。試合になって答えがひとつなら、それまでは色々ぶつかっていい」と説明。「試合中にぶつかるのが一番やっかい」と続けた。