ヤクルトやソフトバンクでも活躍した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(45)が9日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲストとして生出演。ソフトバンク時代の年俸についてぶっちゃける場面があった。
五十嵐氏は1998年にヤクルトに入団すると、2010年から12年まではメジャー球団を渡り歩き、13年から18年まではソフトバンク、19、20年は再びヤクルトでプレーして引退した。
パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之が「1回メジャー行って戻って来て、ソフトバンクでもうなんか3億6000万とか年俸いって」と話を振ると、五十嵐氏は「いや、もっともらってるんです、本当は。4億超えてるんです僕、年間で」とぶっちゃけた。
驚く塙はさらに「(その後)ヤクルト行った時に物凄い(年俸が)下がった時とかあったじゃないですか。大丈夫だったのかなって話をしてたんですけど」と心配すると、五十嵐氏は「いや、その前にお金が貯まってるから」と言い切った。
「そりゃ税金はドバっと来ますけど、でもその前にそれなりに稼いでるから」と平然。「なんでお金の話するんですか?」と尋ねると、塙は「ちょっと急に聞きたくなっちゃった」と苦笑した。
それでも五十嵐氏は「クビになったわけですからホークス。その後僕どうしようかなと思って。海外行ってちょっと野球でもやろうかなみたいな感じで」思っていたという。
「いろいろアプローチはしたんですよ。でも無理だなってなって、仕方ないなって」とあきらめモードだったが、ヤクルトの編成部長の伊東昭光氏から電話が入り「うち来る?」と誘いがあったとした。
「ちょっと特別かもしれない。あんまりこういう感じでは決まらないですね」と五十嵐氏。「代理人と通してとかいろいろあるんだけど、僕その時は代理人もお願いしてなかったので、まあ自分でお願いします、みたいな」と振り返った。
塙が改めてソフトバンク時代の年俸について「凄い話だよ」と語ると、「今ちらっと言ってたけど、もっともらってましたよってそういうもんなんですか?」と質問。五十嵐氏は「日本って別に決まってないんですよ、本当のこと言わなくてもいいんで。まあ言った方がいいですけどね」と語った。
塙が「本当は1億しかもらってないのに5億もらってるって人はいないですよね」と確認すると、五十嵐氏は「1億、5億円はないと思いますさすがに。ただ、日本ってなんでしょうね、日本ってもらってたらもらってただけやれよで叩かれるのもちょっと嫌だし、こんなにもらってんのって思われたくないしっていうのもあるけど、でもやっぱり正直に言ってる方がいいですよ。僕でも正直に言ってる時期ありましたよ」と打ち明けた。