◇強化試合 日本―チェコ(2024年11月9日 バンテリンD)
「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は9日、強化試合としてチェコ代表と対戦した。
チェコ代表は、今年9月に巨人と育成契約し、NPB初のチェコ国籍選手となったマレク・フルプ外野手(25)が「3番・右翼」で先発出場。
初回、先発の高橋宏斗が投じた直球を左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、続く4番・チェルベンカの中前適時打で生還した。
フルプは1メートル93、99キロの鍛えられた体格を持つ右の大砲。昨年WBCの日本戦で佐々木(ロッテ)から痛烈な左翼線二塁打を放つなどしたプレーを見た阿部監督が、球団に調査を依頼。今季所属していた米独立リーグでのプレーを視察して改めて潜在能力の高さを感じて獲得に至った。