◇侍ジャパン強化試合 日本7―1チェコ(2024年11月9日 バンテリンD)
日本ハム・清宮が侍ジャパンでも勝負強さを発揮した。今季、得点圏打率.394をマークした25歳は初打席の7回無死三塁で右中間を破る適時二塁打。「犠牲フライでも良かったし、配球も読みやすくなる。源田さんがいい形で回してくれたので楽に打てた」と冷静だった。
7回の左翼守備から出場し、その裏に回った打席で初球から迷いなくスイング。ファウルとなるも、2球目の148キロ直球を捉え、初見の投手にも対応し「初球しっかり振れたことでタイミングもつかめた」とうなずいた。
トップチームの国際試合初出場で存在感を発揮。「楽しい。トップの人たちと野球できることはなかなかないので。後悔ない準備と調整ができれば」と見据えた。(小野寺 大)