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相席・山崎ケイ 出生前診断をしなかったワケ 1年の不妊治療で最もつらい決断「どんどん不安になって」

スポニチアネックス 2024年11月10日 11時5分

 元NHK職員で、お笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(31)が、10日までに自身のYouTubeチャンネル「たかまつななのSocial Action!」を更新。お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイ(42)をゲストに迎え、不妊治療についてインタビューした。

 山崎は、1年間の不妊治療の末、昨年6月に出産。妊娠が発覚してからも「ずっと、いつ喜んでいいのか分からなくて。いつどうなるか分からないし、いつ喜んでいいのか、喜んだらいなくなっちゃうんじゃないかとか、割と結構長いこと続いたかな。喜べない時期というか。親にもいつ言ったらいいか分からないみたいな感じだった」と、不安からなかなか手放しには喜べなかったという。

 そして「不妊治療並みに結構しんどかった」というのが、出生前診断。「まずするかどうか、するとしたら何のためにするのか、もしそれで何か病気が見つかったときにどうするのかっていうのを考えることが、結構しんどかった」と振り返った。

 「やっと授かった子供を、もし病気がありますと言って、今回諦めましょうってなる?っていう気持ちと、とはいえ、2人とも仕事、しかも自由業というかね。逆に言うと融通が利くけど、急に入ったりする仕事の中で、例えば病気が最初からあるということが分かってる状態で生まれてくる子供を、自分たちの今の生活スタイルで見ていけるのかどうかとか、めちゃくちゃ考えて」と山崎。「向こうが決めてくれたらいいって多分お互い思ってたっていうか、するともしないともなかなか決断できなくて。“言ってくれないかな。どっちでも決めた方に従うから”という探り合いはちょっとあった」と語った。

 結局、出生前診断は実施せず。「最終的には、せっかく授かった子供だから、出生前診断も別に何かが出たから諦めるという選択のためじゃないとはいえ、とりあえずこの子に関しては、どうであっても覚悟を決めましょうということになって」というも「しないって決めたらまたどんどん不安になって。もしかしたら何か障害と言われるものがあるかもしれなくて、それに向き合っていけるんだろうかという気持ちと。ずっとそれも頭の中にあって。だから(出産したときは)うれしかったよね。やっと喜べるっていう」と、出産直前まで考えを巡らせていたことを明かした。

 そして「もし2人目ってなったときはするかもしれないとも思うし。今生まれてる子供が目の前にいる状態で、高齢出産だからそんなに凄く長生きできたとしてもずっと子供と一緒にいられるわけじゃないというときに、第2子ってなったらまた話が変わってくると思うから」と話していた。

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