俳優の竹中直人(68)が10日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。有名映画俳優を舞台に誘い、断われた過去を明かす場面があった。
この日、映画「雨の中の慾情」(29日公開)で共演した俳優の成田凌や森田剛と出演。同作はほぼ全編台湾ロケで撮影されたもので、3人も約1カ月、台湾に滞在して撮影を行ったという。成田とは成田主演の映画「カツベン!」で共演しており、森田とは今作が初共演。
竹中は松本潤主演の舞台「正三角関係」(作・演出、野田秀樹)のロンドン公演へ出演のため、収録の翌日、ロンドンへ出発するだと話した竹中。「76ステージ日本でやってたんだよ。あと4ステージやらないといけないの」とボヤいた。
竹中は「必ず、舞台の前日とか1週間ぐらい前から、いまだにセリフ忘れる夢見るもん」と告白。森田も「俺もそうです」、成田も「自分もです」と賛同した。
さらに「よくベテランの俳優さんとか言われたりするじゃん、ある程度、年重ねたりすると。そんなことは一切、自分には通用しない。全部ゼロ」と竹中。「ここはこうしておけばいいだろうなんてできやしない。生で戦うってやっぱすごいなと思う」と話した。
そんな中、「永瀬正敏がどうしても舞台に誘いたくて、一時期、永瀬にずっとその話をしたことあったの。“やっぱり演劇やってる役者って一番信じられると思うからやろうよ”って結構熱く語ったことがあったんだけど」と回顧。「(そう)したら、“やってみる!”ってことになったのに、次の日に朝に即留守電が入ってて、
“やっぱダメです、絶対できない”って。“やっぱ怖い怖い、舞台怖い”って」と一度は受けるも断わられたことを明かし、「やらなかった、ダメだった…」と苦笑した。