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鈴木紗理奈 上京3年後に亡くなった父への思い…芸能に無関心だった父の本音知った感動秘話明かす

スポニチアネックス 2024年11月10日 15時31分

 タレントの鈴木紗理奈(47)が10日放送のテレビ大阪「もしものマネー道【もしマネ】」に出演。亡き父との思い出を語った。

 番組では、父の遺志を継ぐ娘たちの奮闘を追った。父の和菓子店を手伝うも、作り方を教えてもらえぬまま独学でヒット商品を生み出した娘。父は娘を褒めることもなく急死したが、陰では喜んでいたという話を伝え聞くことも。現在では店を継ぎ、父の味の再現にも成功した。

 VTRを見守った鈴木は、父娘の関係性に「ちょっと私も胸に染みるものがあって…。私とお父さんの関係と似てるなと思って」と吐露した。

 「私、17の時に東京行くって言って、親の言うことも聞かずに。“行くなら二度と帰ってくるなよ。天下取ってこいよ”みたいな感じでお父さんに言われて。その3年後に父は他界するんですけど。その間も私の仕事に興味示したこともないし、“自慢の娘”とか何にも言われたことがなかった」と回想した。

 ただ、父が他界して数年後、父をよく乗せていたというタクシーの運転手から「すごい娘さんのことを自慢してはった。“娘のカレンダーを100本買ったんや”って自慢して渡してくれはった」と、知らなかった父の姿を知らされたという。

 「私には一切そんな顔見せへんかったのに。“行きたいんやったら勝手に行け。芸能も興味ないわ”っていう感じやったのに…。っていうのに(今回の父娘の関係性が)カブッて、ちょっと過去のことを思い出しました。私も会いたいなと思った…お父さんに」としみじみ語った。

 共演の円広志は「和菓子を作ろうとしてるんじゃなくて、(娘は)お父さんを探し求めてる。そこにね、親子の関係のきずなを感じましたね」と心打たれた様子。鈴木は「ええこと言いますねえ、せんぱ~い。さすがです、泣けてきます~」と感涙するジェスチャーで称賛した。

 また、鈴木は「亡き父の後を3人の兄が継いでるんですよ。土木建築の会社なんですけど。父の会社を壊さんようにと、3人で力合わせてやってるんですよ」と明かしていた。

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