ロッテの松川虎生捕手が10日、メジャー挑戦が決まった2学年先輩の佐々木朗希投手にエールを送った。
ZOZOでの秋季練習後に取材に応じ、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を球団から容認された佐々木について問われ、「ルーキー時代からバッテリーを組ませてもらい、いろんな経験をいっぱいさせていただいた。メジャーに行くのは自分の中で強い意志があったと思うので、寂しいですけど頑張ってほしい」と話した。
佐々木が22年4月に完全試合を達成した時に捕手を務めたのが高卒1年目の松川。2人合わせて38歳330日で、完全試合を達成した最年少バッテリーとしてギネス世界記録にも認定された。「その時はあまり何も思ってなかったですけど、今思えばやっぱりすごい記録だなって思いましたし、(今後の)野球人生で経験するか分からないことを経験できたんで、それはすごくうれしかった」と振り返った。
1年目に76試合に出場した松川だが、昨年は9試合、今季はわずか2試合の出場に終わり、佐々木とバッテリーを組んだのは8月22日の日本ハム戦のみ。ポスティング容認が球団から発表された前日にはSNSで連絡を取り合ったそうで、「お互いに頑張ろうというふうに言ってもらえたので、僕も最近活躍ができていないので、頑張っていきたいなと思います」と来季の巻き返しを誓った。