◇全国高校ラグビー京都府予選決勝 京都工学院10―8京都成章(2024年11月10日 たけびしスタジアム京都)
京都成章は8―10で京都工学院に敗れ、連続優勝は「8」で途絶えた。
前半にPGで先制されながら、後半3分にFB笹岡空翔(2年)がPGを決めて同点とする。後半17分にトライを許すも、7点差を追って終盤に猛攻。同24分にモールから途中出場の長谷部安樹一(3年)がトライを挙げた。
だが、笹岡のコンバージョンキックが外れ、その後のアタックも実らずノーサイド。結果的にはスクラムでの反則などが響き、2点差で競り負けた。
これまで8年連続で京都を制してきたものの、今年5月の高校総体では、ケガ人を多く抱えていたこともあって京都工学院に8―59と大敗。悔しさを糧に成長してきたが、あと一歩及ばなかった。CTB田中聖大主将(3年)は「今日は工学院さんの方が勝ちたい気持ちが上回っていたと思う」と潔く負けを認めた。