お笑いコンビ「ザ・ギース」が10日放送のカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演し、尾関高文(47)が厳格すぎる両親に育てられて、思うようにお笑い番組を見ることができなかったことを明かした。
「ドラえもんさえ、ジャイアンが暴力を振るうから見られない」という状況だった尾関。特に父が厳しく、まじめで、尾関が小学生の頃に大人気だった番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」は“サタン”と呼ばれ、家で見るなどあり得ない状況だったという。
「マルコポロリ」のMCを務める東野幸治も“ごっつ”主要メンバーで、今田耕司と組んだほぼ全裸キャラの「放課後電磁波クラブ」は大人気キャラだったが、尾関の父は「地獄に落ちる」と一刀両断。これには、同じくレギュラーだったほんこんも「それは間違いないわ」と納得だった。
ただ、学校では誰もが見ていた人気番組。尾関も見たくて仕方がなかったが「地獄に落ちるのもいやだな」と思い、踏みとどまっていたという。ちなみに尾関の父が「サタン」と称していたのはダウンタウンやとんねるず。東野が「ウンナンさんは?」と聞くと「ウンナンさんは言われてなかったですねえ」と回想し、東野は「なんでやねん!」と突っ込んでいた。
そんな子供時代の反動もあってか、何を間違えたかお笑いの世界に飛び込んでしまった尾関。当然最初は猛反対を食らったものの、今では「応援してもらっています」と笑顔で話していた。