前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(75)が10日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演。米大統領選でトランプ前大統領が勝利したことを受け、日本外交と石破茂首相の政権について言及した。
石破茂首相は7日、トランプ氏と電話会談を行い、早期の対面会談と同盟強化で一致。首相は記者団に「お互いにいい仕事ができることを楽しみにしているということで会談を終えた」と述べた。
ただ、初の電話会談はわずか5分で終わったほか、2人の相性を不安視する声も出ている。
そんな中、舛添氏が「安倍さんはゴルフができてトランプとうまくいった。石破さんは大学時代ゴルフクラブに入ってたけれども、あまり上手じゃないからダメだという論調しかないんですけど、完全に間違ってる。(世の中は)宗教のこと考えないんですよ」と指摘する場面があった。
続けて「石破さんはクリスチャンなんです。しかもキリスト教徒でプロテスタントなんです。それにトランプさんと同じ宗派のプレスビテリアン、長老派に属している」と明かす。
そのため、トランプ氏と会う際は「“私も長老派で同じ神様を信じている”と言えばそれで全部終わる。(石破首相は)神を信じてる。自分が総理になったのは“神のご意志だ”って言ってるんですよ。だから今度行くとき1番最初にやることは、同じ宗派のバイブルをもって行って“私はこうなんだ!”と。行った途端にゴルフどころの話じゃないですよ」とし、石破首相が良好な関係を築けるのではないかと予想した。しかし同時に「それを何で地上波は言わないんだ?」と報道の偏りにも首を傾げていた。