楽天の初代ゼネラルマネジャー(GM)を務めたマーティ・キーナート氏が9日に78歳で死去した。シニアアドバイザーを務めていたBリーグ仙台の公式サイトが伝え、「仙台89ERS一同、深い悲しみに暮れております」と故人を悼んだ。
キーナート氏は米ロサンゼルス生まれで、スタンフォード大卒業後の1969年に来日。野球、バスケットボールなどのプレー経験を生かし、日米両国のスポーツ界の発展に貢献した。
04年10月、創設間もない楽天のGMに就任。NPB参入初年度の05年4月下旬に球団アドバイザーへと転身し、球団社長補佐なども務めた。18年に仙台のシニアアドバイザーに就任した。
楽天は公式SNSで「20年の長きにわたり、我々とともに楽天イーグルスの発展にご尽力いただき誠にありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。 遺族の意向により後日、告別式兼お別れの会が開かれる。