ドジャースのクレイトン・マッカラー一塁コーチ(44)がマーリンズの新監督に就任すると10日(日本時間11日)、複数の米メディアが報じた。
米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者が自身のX(旧ツイッター)で「速報:マーリンズはドジャースの一塁コーチ、クレイトン・マッカラー氏を新監督として採用するとESPNの情報筋が伝えた」と記した。
今季62勝100敗でナ・リーグ東地区最下位に沈んだマーリンズはスキップ・シューメーカー監督が退団。次期監督候補としてマッカラー氏と面接を行っていたと10月末に報じられていた。
マッカラー氏は今季、ドジャースの一塁コーチとして大谷の走塁改革に尽力。史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)の偉業を手助けした。大谷が出塁した際、ヘルメットとヘルメットを互いにコツンとぶつける「ヘッドバンプ」は日本のファンにもお馴染みの光景となったが、今季限りで見納めとなる。
元はインディアンズの22巡指名捕手で、05年までマイナーでプレーした。現役引退後、26歳でブルージェイズ傘下のマイナーチームの監督に就任、7シーズン務めた。その後ドジャースのマイナーリーグのフィールドコーディネーターとなり、21年にメジャーの一塁ベースコーチのポストを得て4年間勤めている。