俳優・菅田将暉(31)の弟で、アーティストとして活躍する「こっちのけんと」(28)が10日深夜放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(日曜深夜0・30)にゲスト出演。うつに苦しんだことを告白した。
2023年7月から「僕、連絡取れなくなった、周りと」と明かしたこっちのけんと。理由は「第2のうつ期というか」とし「ただただ自分の精神が徐々に7月から“あれ、動けないわ”っていう感じで、年末を迎えちゃった」と当時を振り返った。
ところが今年の5月に転機を迎えたという。「5月の末に『はいよろこんで』を出しました」。同月にリリースした「はいよろこんで」がTikTokで人気に火が付くと、ビルボードジャパン新人チャート「Heatseekers Songs」で週間1位を記録。YouTubeではミュージックビデオが1億2600万回以上再生されている(11日現在)など爆発的人気を誇っている。
こっちのけんとは昨年9月、双極性障害と診断されたことを自身のSNSで公表。「はいよろこんで」や、2022年10月リリースヒット曲「死ぬな!」は、いずれもこの闘病がテーマとなった楽曲。激しい気持ちの浮き沈みに悩まされる様子を明るく歌っていた。