楽天の中継ぎ右腕・酒居知史投手(31)が11日、本拠地の楽天モバイルパークで取材対応し、今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを表明。「球団の方から力を貸してほしいという思いを伝えられまして、その思いが凄く伝わったので、僕もここでプレーしたいという思いになりました」と決断に至った経緯を話した。
酒居は19年オフにロッテへFA移籍した美馬の人的補償として加入。中継ぎの一角として、今季は49試合に登板し、2勝2敗、26ホールド、防御率2・33をマーク。6月13日の巨人戦では通算100ホールドを達成しており「(移籍)当時はどうなるかなと思っていたが、この5年間で実績を積ませていただきました。この場に立てているのも楽天イーグルスのおかげかなという思いです」と感謝の気持ちを口にした。